文献

J-GLOBAL ID：201002265575045347   整理番号：10A0279801

唾液腺における小胞体蛋白質品質管理へのERdj5/JPDIの正の寄与

Positive contribution of ERdj5/JPDI to endoplasmic reticulum protein quality control in the salivary gland

著者 (5件)： HOSODA Akira (RIKEN, Saitama, JPN) ,  TOKUDA Mio (RIKEN, Saitama, JPN) ,  AKAI Ryoko (RIKEN, Saitama, JPN) ,  KOHNO Kenji (Nara Inst. Sci. and Technol.(NAIST), Nara, JPN) ,  IWAWAKI Takao (JST-PRESTO, Saitama, JPN)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 425  号： 1  ページ： 117-125  発行年： 2010年01月01日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： HSP40ホモログ,PDI(蛋白質ジスルフィドイソメラーゼ)ファミリーシャペロン蛋白質ERdj5/JPDIノックアウトマウスを構築し,唾液腺小胞体ストレス関連蛋白質分解(ERAD)への関与を解析した。本マウスは生存可能で,野生型マウスと同等に成長し,雄雌共に繁殖能を示したが,唾液腺の小胞体ストレスは増加し,ERADが活性化した。唾液腺の形態の組織学的差異は両マウスで見られず,唾液腺αアミラーゼの産生と分泌も差異が認められなかった。ERdj5はPDI,ERp57,ERp72と共に唾液腺で最も豊富な蛋白質の一つであるα-アミラーゼの過剰産生により起こる小胞体ストレスを軽減した。

シソーラス用語： タンパク質分解 ,  プロテアソーム ,  *小胞体ストレス ,  *タンパク質ジスルフィドイソメラーゼ ,  熱ショックタンパク質 ,  *シャペロンタンパク質 ,  ノックアウトマウス ,  *α-アミラーゼ ,  *唾液分泌 ,  *ERdj5 ,  HSP40 ,  小胞体関連分解 ,  実験動物 ,  マウス
準シソーラス用語： ERAD ,  *JPDI

分類 (2件)： 外分泌腺  (EJ11020N) ,  酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (4件)： 唾液腺 ,  小胞体 ,  蛋白質品質管理 ,  ERdj5