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J-GLOBAL ID：201002265639574403   整理番号：10A0023293

通常とCaCl₂-促進トリカルシウムシリケイトペーストの水和動力学と微細構造の開発

Hydration Kinetics and Microstructure Development of Normal and CaCl₂-Accelerated Tricalcium Silicate Pastes

著者 (3件)： THOMAS Jeffrey J. (Northwestern Univ., Illinois) ,  ALLEN Andrew J. (National Inst. Standards and Technol., Maryland) ,  JENNINGS Hamlin M. (Northwestern Univ., Illinois)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 113  号： 46  ページ： 19836-19844  発行年： 2009年11月19日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポルトランドセメントの主成分であるケイ酸三カルシウム(C₃S)およびその促進剤CaCl₂入りC₃Sペーストの水和反応を,微細構造進行と速度論から検討した。先ず水和反応を数日間,等温熱量測定法とその場小角中性子散乱法を平行して測定し,更に28日間同じ反応条件(水/セメント=0.5,20°C)で水和したサンプルも同様の実験をした。その結果,C₃S粒子表面で水和核が生成し速度がCaCl₂により著しく増加したが,核成長速度にはあまり影響しなかった。SANSからカルシウム-ケイ酸-水和物(C-S-H)ナノ粒子の組成と密度の関係はCaCl₂を加えても変化なかった。しかし促進剤CaCl₂を加えたペーストでは,表面フラクタル散乱がC₃粒子滑面で水和堆積し強度が急減したが,1日もすると消失した。熱量計とSANS分析から,純C₃SペーストではC-H-S水和物が先ず低密度で堆積後に高密度化した。

シソーラス用語： *塩化カルシウム ,  *ケイ酸カルシウム ,  *水和 ,  *動力学 ,  *微細構造 ,  *反応速度 ,  等温過程 ,  熱量測定 ,  その場観察 ,  小角中性子散乱 ,  熱量計 ,  化学組成 ,  密度 ,  *ペースト ,  *ポルトランドセメント ,  反応機構 ,  フラクタル ,  光散乱 ,  表面構造

分類 (2件)： 塩  (CD01050V) ,  セメントの性質・分析  (YC05040F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 促進 ,  水和 ,  動力学 ,  微細構造 ,  開発