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J-GLOBAL ID:201002265641415444   整理番号:10A0213204

低密度リポ蛋白質受容体関連蛋白質10は典型的Wnt/β-カテニンシグナリング経路の負のレギュレーターである

The low-density lipoprotein receptor-related protein 10 is a negative regulator of the canonical Wnt/β-catenin signaling pathway
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資料名:
巻: 392  号:ページ: 495-499  発行年: 2010年02月19日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Wntシグナリング経路は,多くの細胞の分化,増殖と機能および動物の発達,成長とホメオスタシス過程で基本的な役割をする。低密度リポ蛋白質受容体(LDLR)関連蛋白質(LRP) 5およびLRP6は,Frizzled受容体と共にWnt蛋白質の共受容体として作用し,典型的Wnt/β-カテニンシグナリングの活性化を誘導する。ここでは,LDLR遺伝子ファミリーの新しいメンバー,LRP10が,典型的Wnt/β-カテニンシグナリング経路を阻害することを見出した。HEK293細胞におけるβ-カテニン/T細胞因子(TCF)転写活性を,Wnt3aまたはLRP6のトランスフェクションにより活性化し,続いてLRP10の共トランスフェクションにより阻害した。LRP10の細胞外ドメインの欠損は,その阻害効果を無効にした。LRP10の阻害効果は,GSK3β燐酸化を塩化リチウムとのインキュベーションおよび構成的に活性なS33Y変異β-カテニンの共トランスフェクションにより阻害しても,HEK293細胞で一致して保存された。細胞核β-カテニン蓄積は,LRP10により影響されなかった。この研究は,LRP10がβ-カテニン/TCF複合体生成かつ/または細胞核でDNAに標的化するその結合により阻害し,LRP10の細胞外ドメインが典型的Wnt/β-カテニンシグナリング経路の阻害に重要であることを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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細胞構成体一般 
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