抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
国産材の需要拡大および森林の適切な管理の推進を目的として,土木分野における木材利用に関する研究開発が進められている。また,地域産木材を土木分野に利用しようとする取り組みが各地で行われている。秋田県内においては,50基以上の木製ダムや林道を中心に多数の木橋が建設されている。秋田県独自の工法であるオールウッド型の木製ダムの実用化に際しての安定計算方法の検討や,各種実験による安定性の検証が行われてきた。現在は,堤体全体の三次元FEMモデルによる全体解析を試み,コスト縮減を考慮したラグスクリューの配置および本数等についての最適設計の検討を行っている。材料の調達から加工,施工までを土木施設の施工現地で行う「木製土木施設オンサイト生産システムの構築」に向けた研究が進められつつある。