文献
J-GLOBAL ID:201002265776201711   整理番号:10A0489387

Aktとインフルエンザウイルスの相互作用の特性化

Characterization of the interaction of influenza virus NS1 with Akt
著者 (6件):
資料名:
巻: 395  号:ページ: 312-317  発行年: 2010年05月07日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
インフルエンザウイルスは,オルソミキソウイルス科ファミリーのインフルエンザAウイルス属に属する。このインフルエンザウイルスは,11の既知蛋白質をエンコードする8セグメントのマイナス鎖RNAから成る。11のウイルス蛋白質のなかで,NS1(セグメント8にエンコードされた非構造蛋白質1)はいくつかの重要な細胞内機能の調節に関係するとされてきた。本報告では,中心的な細胞内生存の制御物質,セリントレオニンキナーゼAktとNS1の機能的相互作用を調べた。免疫共沈降アッセイおよびGSTプルダウンアッセイにおいて,NS1はAktと直接的に相互作用した。この相互作用は,主にNS1のAkt-PH(プレクストリン相同性)ドメインおよびRNA結合ドメインを通じて媒介された。NS1はリン酸化Aktと優先的に相互作用したが,非リン酸化Aktとは相互作用しなかった。機能的に,NS1-Akt相互作用は,細胞内状況およびin vitro Aktキナーゼアッセイの両者においてAkt活性を増強した。リン酸化されたAktは,主に核内の細胞周期の細胞分裂間期中にNS1と相互作用することを共焦点顕微鏡解析が明らかにした。最後に,NS1蛋白質のThr215における位置は,Akt活性化を通じた主要なリン酸化標的部位であることを質量分析が示した。これらの結果は,中心の細胞内生存制御物質AktとインフルエンザウイルスNS1の機能的重要性を同時に支持した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (7件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般  ,  微生物学(ウイルス以外)一般  ,  生物学的機能  ,  生物学的機能  ,  バイオアッセイ  ,  生体の顕微鏡観察法  ,  質量分析 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る