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J-GLOBAL ID:201002265855111361   整理番号:10A0254098

エンドウ植物体に対する選択した殺虫剤の比較毒性と殺虫剤耐性及び植物生長促進細菌Rhizobium leguminosarumに応答した生長促進

Comparative toxicity of selected insecticides to pea plants and growth promotion in response to insecticide-tolerant and plant growth promoting Rhizobium leguminosarum
著者 (2件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 325-329  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: H0443A  ISSN: 0261-2194  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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二つの殺虫剤(フィプロニル,ピリプロキシフェン)が,エンドウの生長,共生性(根粒形成,根粒ヘモグロビン含量),器官のN及びP養分量,種子収量,種子蛋白質に及ぼす影響を,室内,鉢,圃場の各試験で調べた。さらに,両殺虫剤の有無が異なる条件で,両殺虫剤に対する耐性が最も有望視されるRhizobium leguminosarum系統MRP1(植物ホルモンやシデロホアの産生などの植物生長促進形質を持つ)の役割を評価した。一般に供試薬量(適用薬量とそれ以上の薬量)のフィプロニルとピリプロキシフェンは,R.leguminosarum接種及び未接種のエンドウ植物体の生長を低下させた。両殺虫剤の様々な濃度については,一般にピリプロキシフェンは,全濃度で未接種のエンドウ植物体に対して比較的高い毒性(植物体生物量,共生特性,窒素とリンの吸収,種子収量,種子蛋白質の減少及び低下)を示した。ピリプロキシフェンを3900μg/kg土壌(適用薬量の3倍)単用すると最も高い毒性が示され,対照に比べて,根窒素,地上部窒素,根リン,地上部リン,種子収量,種子蛋白質が各々20%,27%,25%,29%,15%,2%低くなった。興味深いことに,系統MRP1を接種すると,未接種で砂質埴壌土で栽培した場合に比べて,両殺虫剤がどの薬量でも,測定した変数(植物体乾重,根粒数,根粒乾燥生物量,根粒ヘモグロビン,窒素及びリン吸収,種子収量,種子蛋白質)が有意(P≦0.05)に高くなった。例えば,系統MRP1を接種してピリプロキシフェンを適用薬量の3倍散布したときには最も高い促進効果が示され,未接種でピリプロキシフェンを適用薬量の3倍散布したときに比べて,根窒素,地上部窒素,根リン,地上部リン,種子収量,種子蛋白質が各々108%,124%,119%,153%,112%,6%高かった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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豆類  ,  土壌生物  ,  害虫に対する農薬 

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