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J-GLOBAL ID:201002265904301457   整理番号:10A0109197

水中のシプロフロキサシンの分解における先進酸化プロセス(AOPs)の反応速度及びメカニズム

Kinetics and mechanism of advanced oxidation processes (AOPs) in degradation of ciprofloxacin in water
著者 (7件):
資料名:
巻: 94  号: 3-4  ページ: 288-294  発行年: 2010年02月10日 
JST資料番号: W0375A  ISSN: 0926-3373  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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フルオロキノロン及びそれらの代謝産物が,通常の水処理で非有効的除去方法であることを示しており,表層及び地下水発見されている。先進酸化プロセス(AOPs)が伝統的な水処理法に代替できることが分かった。それはフリーラジカル反応を用いてフルオロキノロンを直接分解できることが分かった。ここでは水和電子に加えて幾つかのフリーラジカルのOH,N3及びSO4・-とシプロフロキサシンの反応の絶対反応速度定数を報告している。パルス放射線分解実験で,シプロフロキサシンとOH,N3及びeaq-の2分子反応速度定数はそれぞれ(2.15±0.10)×1010,(2.90±0.12)×1010及び(2.65±0.15)×1010M-1s-1であるが,SO4・-はシプロフロキサシンと反応しないことが分かった。過渡スペクトルでは水酸化反応及びアジドラジカル反応によって生成される中間体ラジカルが認められた。更に,シプロフロキサシンは,典型的な先進酸化プロセスのTiO2光接触作用を用いることで,pHによるが,1.9-10.9分の半減期で迅速に分解できることが分かった。LC/MS/MSで7種の分解生成物を明らかにし,シプロフロキサシンの分解メカニズムを実験結果とフロンティア電子密度の理論的計算とを結びつけて暫定的に提案した。シプロフロキサシンへの水酸基ラジカルの付加及び光ホール直接攻撃が主反応の2径路であることを計算で示唆していることが分かった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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光化学反応  ,  反応操作(単位反応)  ,  水質汚濁一般 
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