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J-GLOBAL ID:201002266012924588   整理番号:10A1198055

ノルアドレナリン作動性ニューロンにおけるcAMP反応性転写因子の細胞タイプ特異的除去がモルヒネ慢性暴露後の青斑核発射と禁断行動に及ぼす影響

Effects of the cell type-specific ablation of the cAMP-responsive transcription factor in noradrenergic neurons on locus coeruleus firing and withdrawal behavior after chronic exposure to morphine
著者 (12件):
資料名:
巻: 115  号:ページ: 563-573  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者等は,モルヒネの禁断症状と遺伝子との関連を,遺伝子操作により検索した。著者等は,Cre/loxPシステムを用いて,マウス青斑核のノルアドレナリン作動神経のcAMP依存性転写因子CREBとそのモジュレーターCREMに関与するCreb1遺伝子を消去した。CREMの補償的増強を防ぐため,Crem-/-マウスとCreb1変異マウスとの交配も行なった。その結果,休薬期間に通常見られるチロシン水酸化酵素発現の増加が,CREB/CREM変異マウスでは減弱されることを見出した。更に,禁断に伴う細胞の活性増加とc-fos遺伝子発現が減弱した。これに対し,ナロキソンにより抑制される跳躍,四肢振戦,咀嚼振戦などは保持された。これらから著者等は,禁断に伴うノルアドレナリン作動神経の過敏性はCREB/CREM活性によるものであるが,いくつかの禁断症状はこの経路を介していないと結論した。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系  ,  生物学的機能  ,  細胞生理一般 

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