文献

J-GLOBAL ID：201002266073691470   整理番号：10A0728080

ジメチルスルホキシドベースの電解質中におけるグラファイトへの電気化学的リチウムインターカレーション:リチウムイオンの溶媒和構造

Electrochemical Lithium Intercalation into Graphite in Dimethyl Sulfoxide-Based Electrolytes: Effect of Solvation Structure of Lithium Ion

著者 (4件)： YAMADA Yuki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TAKAZAWA Yasuyuki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MIYAZAKI Kohei (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  ABE Takeshi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 114  号： 26  ページ： 11680-11685  発行年： 2010年07月08日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グラファイトへのリチウムイオンと溶媒の共インターカレーションの溶媒和構造への影響を調べた。グラファイトへのジメチルスルホキシド(DMSO)溶媒和リチウムイオンの共インターカレーションは1.0mol/dm³LiN(SO₂CF₃)₂/DMSOでおきるが,濃厚リチウム塩溶液とDMSOの場合,そしてDMSOと炭酸ジメチルの二成分溶液を用いる場合にはリチウムイオンのインターカレーションとデインターカレーションが起きることが分かった。この差はDMSOのリチウムイオンへの溶媒和数が4.2から約2に減少することによる。溶媒和数3が溶媒和リチウムイオンまたはリチウムイオンのインターカレーションの条件であった。リチウムイオン電池の電解質成分の最適化に応用できる。

シソーラス用語： *グラファイト ,  *リチウム化合物 ,  *金属イオン ,  *溶媒和 ,  *インターカレーション ,  濃度依存性 ,  Ramanスペクトル ,  溶媒和物 ,  電気化学的挙動 ,  溶媒 ,  脂肪族化合物 ,  スルホキシド ,  *リチウムイオン ,  デインターカレーション ,  混合溶媒

分類 (2件)： 分子化合物  (CE02000C) ,  電気化学反応  (CB07050F)

物質索引 (2件)： ジメチルスルホキシド ,  炭酸ジメチル

タイトルに関連する用語 (7件)： ジメチルスルホキシド ,  電解質 ,  グラファイト ,  電気化学 ,  リチウムインターカレーション ,  リチウム ,  イオンの溶媒和