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J-GLOBAL ID:201002266155422893   整理番号:10A1075727

一定pH分子動力学シミュレーションはヒトプリオン蛋白質の高濃度β形を明らかにする

Constant-pH Molecular Dynamics Simulations Reveal a β-Rich Form of the Human Prion Protein
著者 (3件):
資料名:
巻: 114  号: 39  ページ: 12692-12700  発行年: 2010年10月07日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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プリオン蛋白質(PrP)の病因性高濃度β形(感染性スクレイピー形PrPSc)の誤折畳みは低pHがトリガーする細胞内経路で起こることが示唆されている。すなわち,「蛋白質単独仮説」に従うと,PrPScは唯一の感染剤であるPrPScの誤折畳み中の鋳型として働くことができる。ここでは,pH範囲2~7中合計して2μs以上でヒトPrP90~231の幾つかの一定pH分子動力学シミュレーションを行った。平均すると酸性pHに向かって螺旋含有量が減少し,β含有量が増加する立体配座の強いpH依存性を観察した。幾つかの提案したモデルと異なり,柔軟なN末端領域は低pHで安定構造を得ることができない。むしろ,主な構造変化は他のモデルで提案したように,すなわち135~155と185~200周辺領域にある高濃度ヘリックスC末端コア上で起こる。His187のプロトン化は二個のPrPサブドメイン間の相互作用損失と関連していることを見いだし,誤折畳み過程中で主要役割を演じる可能性がある。pH2のあるシミュレーションで,PrPSc生成の中間体である安定高濃度β構造が形成され,誤折畳みが二量化に先立つことを指示した。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子構造  ,  神経系の疾患 

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