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J-GLOBAL ID:201002266203726174   整理番号:10A1095582

UDP-グルクロノシルトランスフェラーゼ及びスルホトランスフェラーゼによる食餌性ヒドロキシ桂皮酸のヒトにおけるin vitro及びin vivo抱合

In vitro and in vivo conjugation of dietary hydroxycinnamic acids by UDP-glucuronosyltransferases and sulfotransferases in humans
著者 (9件):
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巻: 21  号: 11  ページ: 1060-1068  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヒドロキシ桂皮酸は食用植物に広く見られるフェノール系抗酸化物質類である。ヒト器官におけるその生体内変化は主に第2相抱合反応に関与する。本研究では,主要な食餌性ヒドロキシ桂皮酸(カフェイン酸,ジヒドロカフェイン酸,ジヒドロフェルラ酸,フェルラ酸,イソフェルラ酸)に対するUDP-グルクロノシルトランスフェラーゼ(UGTs)及びスルホトランスフェラーゼ(SULTs)の活性を調べた。抱合形成はヒト肝臓及び腸S9ホモジネートを用いて評価し,in vitro特性評価は組換ヒトUGTsとSULTsを用いて行った。ヒトS9ホモジネートにおけるヒドロキシ桂皮酸抱合反応速度の分析は,固有クリアランス(Vmax/Km)はグルクロン酸化より硫酸化に対してのほうが大きいということを明らかにした。組換ヒトSULTsのパネルを用いた活性評価は,SULT1A1がカフェイン酸,ジヒドロカフェイン酸及びイソフェルラ酸の硫酸化に最も活性が高く,一方SULT1E1はフェルラ酸とジヒドロフェルラ酸の硫酸化に最も活性があった。イソフェルラ酸のみヒト肝臓S9ホモジネートにより有意にグルクロン酸化され,それは肝臓特異性UGT1A9の高い活性によって説明される。活性SULTs及びUGTs反応速度の研究は,SULTsに対してKmが著しく低いことを示した。この発見をさらに裏付けるため,ヒドロキシ桂皮酸リッチコーヒー(200ml)摂取後の尿中ヒドロキシ桂皮酸抱合測定の介入研究を健康な人において行った。硫酸が尿中の主要抱合であること,主にグルクロン酸化されるイソフェルラ酸を除いて,ということを分析は示した。これらのデータは,硫酸がヒトにおける主要なヒドロキシ桂皮酸抱合体であること,SULT仲介硫酸化がin vivoにおけるヒドロキシ桂皮酸のバイオアベイラビリティを決定する主要因子であることを示唆している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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アルカロイドし好飲料  ,  動物の代謝と栄養一般  ,  食品の化学・栄養価 
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