抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,まず2章で,ユニバーサルで環境にやさしく,国際競争力のある新世代の映像情報メディアが求められていることを述べた。次に3章,4章,5章で,以上を踏まえた上で,「より感動的な映像情報メディア」「より便利な映像情報メディア」,そして「ソーシャルメディア」の実現に向けた研究開発の状況を報告した。具体的には,3章では,超高精細映像システム,立体映像システム,高臨場感音響システム,五感コミュニケーションシステムについて説明した。4章では,フレキシブルディスプレイやユビキタス映像を取りあげたほか,映像コンテンツの流通と活用,今後のサービスのあり方について述べた。5章では,映像情報メディアの多様化が急速に進んでいることについて議論した。最後に6章で,以上の映像情報メディアを実現するためには,革新的な基盤研究(例えば,脳機能に関する研究,画期的な材料・デバイスに関する研究,省エネに関する研究)が不可欠であることを示した。