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J-GLOBAL ID：201002266322310920   整理番号：10A0231257

第1章 循環型酪農とは 第5節 循環型酪農再構築の必要性

著者 (2件)： 澤本貞治 (酪農学園大 酪農) ,  松中照夫 (酪農学園大 酪農)
資料名： 酪農ジャーナル  (Dairy Journal)
号： 臨時増刊号  ページ： 35-41  発行年： 2010年03月01日 
JST資料番号： L0363A  ISSN： 0916-3360  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 北海道では,全国のおおよそ半数に当たる82万頭の乳牛が飼育され,1年間に6万7000tの窒素が糞尿中に含まれて排泄されている。糞尿由来の窒が酪農場において余剰となっている。この余剰となった窒素により環境問題が生じる。これを次の項目に沿って記述した。1)大気環境問題,2)水循環問題,である。次に,循環型酪農への政策誘導の必要性として,1)糞尿の圃場還元に由来する環境汚染には罰則規定がない,2)糞尿処理は不採算部門,3)糞尿からの再生可能エネルギーの採取,4)EUのバイオガスプラントの支援対策,5)行政的な政策誘導が必要,をあげた。

シソーラス用語： *酪農 ,  *乳牛 ,  家畜糞尿 ,  窒素 ,  大気汚染 ,  水質汚濁 ,  政策 ,  家畜糞尿処理 ,  再生エネルギー ,  バイオガス ,  北海道 ,  持続可能な農業
準シソーラス用語： 循環型社会

分類 (1件)： 牛  (FD02020Y)

タイトルに関連する用語 (2件)： 循環型酪農 ,  再構築