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J-GLOBAL ID:201002266336472280   整理番号:10A0080951

ミヤコグサ(Lotus japonicas)のアブシジン酸低感受性突然変異体enhanced nitrogen fixation1における根粒形成と窒素固定の促進

Enhanced Nodulation and Nitrogen Fixation in the Abscisic Acid Low-Sensitive Mutant enhanced nitrogen fixation1 of Lotus japonicus
著者 (12件):
資料名:
巻: 151  号:ページ: 1965-1976  発行年: 2009年12月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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多くのマメ科植物は根粒菌との間に相互のシグナル交換を行って窒素固定根粒を形成しているが,アブシジン酸(ABA)はこの根粒形成の負のレギュレータである。70μMのABAを含む寒天培地に生存するミヤコグサ苗のスクリーニングによって,根の根粒数と窒素固定を増加する変異体を得た。この変異体をenhanced nitrogen fixation1(enf1)と名付け,一遺伝子的で不完全な優性であることを確認した。このABAに対して低感受性な表現型は,植物における内生的ABA濃度の低下,あるいはABAシグナル伝達裂開の結果であると思われた。enf1変異体の内生的ABA濃度は野生型苗より低く,さらに9-cis-エポキシカロテノイドジオキシゲナーゼの特異的阻害剤でありABA含量を低下させるアバミンで野生型植物を処理すると,処理植物の窒素固定活性はenf1変異体と同じレベルに高められた。またenf1変異体の根粒においては,一酸化窒素の生成も低下することがわかった。これらのことから,内生的ABA濃度が根粒形成を制御するだけでなく,根粒における一酸化窒素の生成を低下させることによって窒素固定活性も制御していると考えた。
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分類 (3件):
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植物ホルモン  ,  分子遺伝学一般  ,  土壌生物 
物質索引 (1件):
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