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J-GLOBAL ID：201002266386396577   整理番号：10A0020334

平行光路長シフティングディジタルホログラフィー

Parallel optical-path-length-shifting digital holography

著者 (10件)： AWATSUJI Yasuhiro ,  KOYAMA Takamasa ,  TAHARA Tatsuki ,  ITO Kenichi ,  SHIMOZATO Yuki ,  KANEKO Atsushi ,  NISHIO Kenzo ,  URA Shogo ,  KUBOTA Toshihiro ,  MATOBA Osamu
資料名： Applied Optics  (Applied Optics)
巻： 48  号： 34  ページ： H160  発行年： 2009年12月01日 
JST資料番号： B0026B  ISSN： 1559-128X  CODEN： APOPAI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 物体の三次元情報を単発記録できる技術として,光路長シフティングディジタルホログラフィーを提案した。提案した技術では,単一イメージセンサを利用して,インラインディジタルホログラフィーに必要とされる全てのホログラムを同時に記録し,異なる平面での二つの強度測定から物体の画像を再構築できた。この技術は,物体波と基準波の共通光路に配置した光路長シフティングアレイデバイスを用いて,光学的に実現することができた。アレイデバイスは周期構造を有し,二段階の光路差を実現した。提案した技術のアレイデバイス構成は,平行位相シフトディジタルホログラフィーに必要な位相シフトアレイに比べて単純であった。したがって,提案した技術の光学系は,再生画像からの共役像を取り除く単一ショット直列方式ディジタルホログラフィーシステムの実現に好適であった。提案した技術の数値シミュレーションと予備実験を行なった。RMS誤差を用いて再生画像を定量的に評価した。Fresnel変換のみを用いた単一ショットディジタルホログラフィーと比較して,提案した技術では,RMS誤差が低減し,位相で1/6,振幅で1/3となった。また,シミュレーションと実験の結果は,物体の画像と良く一致した。提案した技術の有効性を実証した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ホログラフィー ,  ディジタル方式 ,  光伝搬 ,  屈折率 ,  コリメーション ,  シミュレーション ,  画像変換 ,  イメージセンサ ,  位相シフト ,  ホログラム ,  周期構造 ,  *立体画像 ,  *画像処理 ,  光路差 ,  光路長 ,  数値シミュレーション ,  予備実験
準シソーラス用語： Fresnel変換 ,  *ディジタルホログラフィー

分類 (2件)： ホログラフィー一般  (BD03071V) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

タイトルに関連する用語 (1件)： 光路長