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J-GLOBAL ID:201002266404653523   整理番号:10A0927046

疎水ポケットから無秩序水分子の移動はエンタルピーな特性を作り出す:ホスホンアミデートのサーモリシンのS1′-ポケットへの結合

Displacement of disordered water molecules from hydrophobic pocket creates enthalpic signature: Binding of phosphonamidate to the S1’-pocket of thermolysin
著者 (6件):
資料名:
巻: 1800  号: 11  ページ: 1192-1202  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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背景:強力な結合蛋白質阻害剤の構造とそれらの特性の予測の必要条件は,結合過程の構造的と熱力学的詳細を綿密に理解することである。サーモリシンに対するそれらの結合親和性に内在する強さを解明するために,一連の密接に関連するホスホンアミデートについて調べた。調べた阻害剤は,疎水性S1′-ポケットに浸透する部分を除き同一である。方法:X線結晶学,動力学的阻害試験および等温滴定熱量計を用いて構造的,動力学的および熱力学的データの関連性を調べた。結果と結論:結合親和性は,S1′-ポケットに適合するより大きなリガンドの疎水性P1′部分と共に上昇する。驚くべきことに,より大きなP1′側鎖修飾は,結合へのエンタルピー的寄与の上昇を伴っている。他の研究結果に合意して,主に不完全に水和したポケットから強い無秩序水の放出は,結合している阻害剤上のバルク水へのこれらの水分子のエンタルピー的に良好な融合の結果であることを示唆した。エンタルピー的に良好な過程は,S1′-ポケットから水分子の放出あるいは蛋白質と阻害剤間の無極的相互作用の形成によるエントロピー増加よりもエネルギッシュな結合に対して大きく寄与している。まとめ:かなり不完全な加水分解と特異的に疎水性なポケットから無秩序水分子の移動は,結合している阻害剤にエンタルピー的特徴を解明できる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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分子の立体配置・配座  ,  蛋白質・ペプチド一般 
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