抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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21世紀に入った現在,IT技術,ナノテクさらにフォトンテクノロジーへと引き繋がれて来た最先端技術の中で,放電プラズマ技術の果たす役割は依然として大きく,早い速度で進展している。数10nmのエッチング技術の開発とその裏づけとなるモデリングの結果を結びつけて議論される半導体プロセスや,nsからμsオーダの広範囲な時間スケールで起こる衝突反応を基礎にして放電機構を議論しなければならない地球環境改善技術(誘電体バリア放電や沿面放電)などを考える上で,これまで話題にならなかった原子分子を含めた基礎データへの関心と要望が引き続き多い。それと共に,放電プラズマの特徴である発光,特に真空紫外領域における発光とその作用に関する実験結果が報告され議論されることが目立つようになってきた。これらを踏まえ,電子と原子分子の相互作用をこれまでより広い見方で整理し,真空紫外光による効果も調査項目に入れ,新しい技術の動向をまとめた。(著者抄録)