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J-GLOBAL ID:201002266576966680   整理番号:10A0760027

タービン油分解細菌群の確認と特性評価

Establishment and characterization of turbine oil-degrading bacterial consortia
著者 (5件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 519-524  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: E0518A  ISSN: 0964-8305  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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水力発電所の油水分離タンクから収集した汚泥サンプルを使用し,繰り返し増菌培養により,主に厄介な分岐および多環式アルカンから成るタービン油(TuO)を分解可能な微生物群を確認した。この群(タンク-2群と呼ぶ)を,0.5%TuOを含む最少塩類培地で培養した場合,30°C,160rpmの振盪下,5日間でおよそ90%のTuOを分解した。培養中,群は細胞凝集体を形成した。14の細菌種を群から分離した。分離株(IM)の全ての混合物とIMから選別した主要株(PM)は,繰り返し増菌後,7日間で最大TuOのおよそ60%を分解したが,分解速度は維持されなかった。PMでのTuO分解の減少速度は,タンク-2内で形成された細胞凝集体内に含まれる分離株からなる混合物(AM)での植菌により回復し,細菌凝集体の形成が細菌群によるTuO分解に関する重要な要因であることを示唆した。興味深いことに,環状アルカンを炭素源として群に添加したときだけ,細菌凝集体の形成が観察された。細菌凝集体の細胞表面疎水性は,かなり高かった(77.6%)。これらの結果は,高い細胞疎水性による細菌の増殖が,TuOの環状アルカン留分によって誘発され,凝集体の形成は細胞がTuOの厄介な成分と接触形成し,これらの成分の摂取を促進することを示唆する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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各種石油製品及びその製造一般  ,  微生物学(ウイルス以外)一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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