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J-GLOBAL ID：201002266605779711   整理番号：10A0622428

気泡ダイナミクス解明のための液膜の不安定性解析

著者 (3件)： 松本充弘 (京大) ,  川島達生 (京大) ,  末松公輔 (京大)
資料名： 日本伝熱シンポジウム講演論文集(CD-ROM)
巻： 47th  ページ： ROMBUNNO.D333  発行年： 2010年 
JST資料番号： F0872D  ISSN： 1346-1532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 液体中の微小気泡の消滅過程の1つに気泡同士の合体がある。これは,2つの気泡が接近した場合に,間にある液膜が表面張力に由来するラプラス圧によって薄くなって破断に至るというものである。その速さは電解質濃度などさまざまな外的要因に影響されることが知られている。本研究では,簡単な連続体モデルによる数値計算と分子動力学法によるミクロスケールシミュレーションによってその過程を追跡した。連続体の数値計算は,mmスケールの気泡の寿命が1秒程度であるという結果を与えるがこれは実験とよく合致する。一方,分子シミュレーションからは,液膜厚さが10分子程度になると揺らぎにより自発的に不安定になることが示された。(著者抄録)

シソーラス用語： *気泡 ,  気泡成長 ,  崩壊 ,  *液膜 ,  *不安定性 ,  解析モデル ,  合体 ,  界面張力 ,  モデル ,  数値計算 ,  分子動力学 ,  長さ ,  シミュレーション
準シソーラス用語： 気泡崩壊 ,  連続体モデル ,  マイクロスケール

分類 (2件)： 膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U) ,  液-気界面  (CB12020U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 気泡 ,  ダイナミクス ,  液膜 ,  不安定性解析