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J-GLOBAL ID:201002266618455389   整理番号:10A0037390

遺伝子工学,化学的突然変異および進化順応を組合せた方法によるキシロース発酵性Saccharomyces cerevisiae株の構築

Construction of a xylose-fermenting Saccharomyces cerevisiae strain by combined approaches of genetic engineering, chemical mutagenesis and evolutionary adaptation
著者 (2件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 204-210  発行年: 2010年01月15日 
JST資料番号: W1014A  ISSN: 1369-703X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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代謝工学の手法によって構築された組換Saccharomyces cerevisiae株はキシロースの発酵を行えるが効率が低い。著者らは,効率的なキシロース利用およびエタノール発酵のために,組換DNA技術,化学的突然変異および進化順応を組合せた方法によってS.cerevisiae株を構築した。工業的エタノール発酵性S.cerevisiae株のハプロイド誘導体は,まずキシロースレダクターゼ(XR)およびキシリトールデヒドロゲナーゼ(XDH)をそれぞれコードするPichia stipitisからのXYL1およびXYL2遺伝子とキシルロキナーゼ(XK)をコードする内生XKS1遺伝子を発現するように操作された。この組換株であるLEK122は,続いてEMS突然変異と次の順応進化に進められ,著しく改善されたキシロース利用特性を示す単一分離株であるLEK513につながった。LEK513株の比増殖速度は,キシロースを唯一の炭素源とした好気的条件では0.225/h(酸素制限条件下では0.205/h)であったが,LEK122のそれは0.055/hであった。100hの回分培養の間に,LEK513の光学密度は60に達したが,LEK122は7.5までしか増えなかった。同じ時間に,LEK513は培地のキシロースの95%を消費したが,LEK122はその20%しか消費しなかった。酸素制限発酵においては,LEK513株はエタノールを好気的発酵の場合より11%多く生産した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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微生物代謝産物の生産  ,  遺伝子操作 
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