文献

J-GLOBAL ID：201002266619633744   整理番号：10A0330200

食品マトリックス中のスダンI-IVの定量分析法の概説

A review of analytical techniques for determination of Sudan I-IV dyes in food matrixes

著者 (4件)： REBANE Riin (Inst. of Chemistry, Univ. of Tartu, Jakobi 2, 51014 Tartu, Estonia) ,  LEITO Ivo (Inst. of Chemistry, Univ. of Tartu, Jakobi 2, 51014 Tartu, Estonia) ,  YURCHENKO Sergei (Inst. of Chemistry, Univ. of Tartu, Jakobi 2, 51014 Tartu, Estonia) ,  HERODES Koit (Inst. of Chemistry, Univ. of Tartu, Jakobi 2, 51014 Tartu, Estonia)
資料名： Journal of Chromatography A  (Journal of Chromatography A)
巻： 1217  号： 17  ページ： 2747-2757  発行年： 2010年04月23日 
JST資料番号： C0278B  ISSN： 0021-9673  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スダン染料は,親油性アゾ染料の1種であり,産業と研究に汎用されているが,食品への利用は発がん性のために禁止されている。スダン染料の食品色素としての不法な利用が継続されているために,種々のマトリックス,特に,様々なチリやトマトソース,及び関連製品中のそれらの定量が最近の数年間世界的に注目されている。本稿は,出版された論文のスダン1-IV染料の定量法を批判的に概説する。スダン1-IV染料に対して,LC-UV-vis,LC-MSが主に用いられている。スダン染料は,通常mg/kgレベルで食品中に見出され,この濃度では望ましい検出限界を達成するために前濃縮過程の利用が必要である。液-固抽出が主な試料調製法である。近年,その方法は超音波援助抽出,及び加圧液体抽出によって補完されている。様々な固相抽出法が試料調製に用いられてきた。多くが一般的なC18カラムと通常のLC溶離液を用いる。UV-vis検出が最も汎用されている。近年,MS検出が信頼性のある同定を示すのでますます用いられている。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *定量分析 ,  *食品 ,  食用着色料 ,  固液抽出 ,  試料調製 ,  抽出 ,  固相抽出 ,  LC-MS分析 ,  アゾ染料 ,  食品分析 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  アゾ化合物 ,  フェノール類 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： 超音波抽出

分類 (2件)： 有機化合物の各種分析  (CC08034J) ,  食品の分析  (FJ01030U)

物質索引 (4件)： スダンI ,  スダンII ,  スダンIII ,  スダンIV

タイトルに関連する用語 (3件)： 食品マトリックス ,  スダンI ,  定量分析法