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J-GLOBAL ID：201002266728769753   整理番号：10A0604731

真空状態下でのポリテトラフルオロエチレン(PTFE)被覆の摩擦特性と摩耗特性に関する研究

A study on friction and wear properties of PTFE coatings under vacuum conditions

著者 (2件)： YUAN Xing-dong (School of Materials Sci. and Engineering, Shandong Jianzhu Univ., Shandong Ji’nan 250101, CHN) ,  YANG Xiao-jie (Shandong Supervision and Inspection Inst. for Product Quality, Shandong Ji’nan 250100, CHN)
資料名： Wear  (Wear)
巻： 269  号： 3-4  ページ： 291-297  発行年： 2010年06月18日 
JST資料番号： E0377A  ISSN： 0043-1648  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 真空状態下でのボール・オン・ディスク摩耗試験装置上で,ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)被覆の摩擦特性と摩耗特性について,詳細に調べた。実験結果から,「このPTFE被覆の摩擦係数は,最初に,滑り速度の増加に伴って増加し,次いで,滑り速度が,1.2m/s以上になった時に,滑り速度の増加に伴って減少した」ことを明らかにした。一方,このPTFE被覆の摩耗は,最初に,滑り速度の増加に伴って減少し,次いで,滑り速度の増加に伴って増加した。また,この摩擦係数は,負荷の増加に伴って減少した。PTFE被覆の摩耗は,最初に,負荷の増加に伴って減少し,次いで,負荷が6N以上になった時に,負荷の増加に伴って増加した。環境圧力は,PTFE被覆の摩擦係数に,重要な影響を及ぼさず,また,大気状態下でのPTFE被覆の摩擦係数は,真空状態下のそれよりも,やや高い。一方,その摩耗は,最初に,環境圧力の増加に伴って減少し,次いで,その圧力が,10Pa以上になった時に,圧力の増加に伴って,急速に増加した。その摩耗表面,自己潤滑膜,摩耗粉などを調べるために,走査電子顕微鏡(SEM)を活用した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *プラスチック被覆 ,  *ポリテトラフルオロエチレン ,  *摩耗特性 ,  *トライボロジー ,  摩擦係数 ,  アブレシブ摩耗 ,  摩耗率 ,  摩耗粉 ,  自己潤滑 ,  潤滑膜 ,  表面構造 ,  滑り速度 ,  速度依存性 ,  圧力効果 ,  高真空 ,  滑り摩耗 ,  摩擦試験 ,  摩耗試験 ,  電子顕微鏡観察
準シソーラス用語： 荷重依存性 ,  *摩擦特性

分類 (3件)： 機械的性質  (YH02022L) ,  潤滑一般  (QB02010S) ,  固体の機械的性質一般  (BL01021C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 真空状態 ,  ポリテトラフルオロエチレン ,  PTFE ,  摩擦特性 ,  摩耗特性 ,  研究