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J-GLOBAL ID:201002266863512100   整理番号:10A0965200

S-(アセタミノドメチル)メルカプツル酸(AMMA):N,N-ジメチルアセトアミドへの職業暴露のための新たなバイオマーカー

S-(acetamidomethyl)mercapturic acid (AMMA): A new biomarker for occupational exposure to N,N-dimethylacetamide
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巻: 878  号: 27  ページ: 2515-2519  発行年: 2010年10月01日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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N,N-ジメチルアセトアミド(DMA)は,繊維とプラスチック産業でより毒性のN,N-ジメチルホルムアミドの代替溶媒として利用されている。本研究では,DMAの主要な2つの尿代謝物,即ち,S-(アセタミノドメチル)メルカプツル酸(AMMA)とN-メチルアセトアミド(NMA)の毒物動態学を調べた。尿試料は,アクリル繊維の工場生産中でのDMA暴露作業者から採集した。AMMAとNMAは,HPLC/MSとGC/MSによってそれぞれ定量した。工場内の作業スキームは,3連続作業シフトの周期からなり,仕事がない2日によって規則的に変更される。本研究の第1段階では,作業シフトの中央と最後に,前に収集した尿試料中のAMMAとNMAを定量した。第2段階では,2日の休みの後の3連続日の期間中,第1と第2の作業シフトの前後と第3シフトの前に尿を計5回採集した。シフトの最後のNMA濃度は,同じ日のシフト前の濃度よりも数倍高く,次のシフトまでに急激に低下することが分かった。一方,同じシフトの前と最後のAMMAの濃度に有意差なないが,3日間の連続作業中,連続的な濃度の上昇が観察された。作業シフトの最後でのNMA濃度の平均値は,10.1-17.3mg/gクレアチニンの間にあり,作業期間の2日目,又は3日目の平均AMMA濃度は,12.4-38.1mg/gクレアチニンの間にあった。暴露作業者中でのNMAとAMMAのおおよその半減期は,それぞれ9時間,29時間であった。したがって,尿試料中のシフトの最後でのNMAはそのシフトの間のDMA暴露の優先的なバイオマーカーとしてとどまる。週の作業の最後に定量されたAMMAは,数日間の累積暴露を反映する。DMAの閾値に対応するAMMA濃度の決定のためにさらに研究が必要である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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