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J-GLOBAL ID：201002266880292113   整理番号：10A0724813

車線変更交通流の力学波理論

A kinematic wave theory of lane-changing traffic flow

著者 (1件)： JIN Wen-long (Dep. of Civil and Environmental Engineering, California Inst. for Telecommunications and Information Technol., Inst. ...)
資料名： Transportation Research. Part B. Methodological  (Transportation Research. Part B. Methodological)
巻： 44  号： 8-9  ページ： 1001-1021  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： D0725B  ISSN： 0191-2615  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 幹線道路の合流,分岐および編入地区における,頻繁な車線変更は,交通流を混乱させ,悪い場合は事故につながる。本報で,著者らは,車線変更交通のボトルネック効果と,車線変更地区を有する道路の全体交通動力学を調べるための単純なモデルを提案する。車両は車線を変更するときに,その現在および目標車線の両方の交通に影響を及ぼすという観察に基づき,著者らは,新規の車線変更強度変数を導入することにより,このような横方向干渉を捉えることを提案する。修正した基本線図を用いて,著者らは,全体交通流に及ぼす車線変更のインパクトを調べることができる。これに加えて,対応する交通動力学は,簡単な力学的波動を用いて記述できる。場所依存の車線変更強度変数に対して,著者らは,新規モデルのRiemann問題の力学波解を論じ,数値解法のための供給-需要手法を紹介する。理論的および経験的な解析の両方を用いて,著者らは,車線変更が全体交通流れに顕著なボトルネック効果を持つことを実証する。今後,著者らは異なった道路形状,位置,上りランプ/下りランプ流,並びに交通条件に対する,車線変更強度を調べることに関心を持つことになる。この新規のモデリング・フレームワームは,車線変更のボトルネック効果の低減のための,ランプ計測やその他のランプマネジメント戦略の開発に有益となり得る。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 幹線道路 ,  問題 ,  *波動 ,  障害 ,  図表 ,  交通流 ,  Riemann問題
準シソーラス用語： ハイウェイ ,  ボトルネック ,  *車線変更 ,  線図

分類 (1件)： 交通調査  (TB01031B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 車線変更 ,  交通流 ,  力学 ,  理論