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J-GLOBAL ID:201002266944681526   整理番号:10A1247891

ミセルモデリングに基づく膜活性ペプチドの生物物理的性質:細胞透過と抗菌ペプチドの事例研究

Biophysical Properties of Membrane-Active Peptides Based on Micelle Modeling: A Case Study of Cell-Penetrating and Antimicrobial Peptides
著者 (6件):
資料名:
巻: 114  号: 43  ページ: 13726-13735  発行年: 2010年11月04日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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膜模倣系と相互作用する短ペプチドの分子機構を調べた。細胞透過ペプチド(CPP)は低溶菌活性を示し,一方,ホストに対して抗菌ペプチド(AMP)は毒性を及ぼすことなく微生物を迅速に殺す。しかしながら,これらの短ペプチドの生物学的機能(例えば,構造活性相関)に関連した定量的物理的絵図についてほとんど知られていない。この分子機構研究用に三種類の短ペプチド:CPPとしてペネトラチン及びAMPとしてテンポリンAとKSLを選出した。ドデシルホスホコリン(DPC)とドデシル硫酸ナトリウム(SDS)ミセルとペプチドの詳細相互作用及び引き続き統一原子力の場と明示溶媒モデルを用いる全原子論的分子動力学シミュレーションによって自由エネルギーに基づくペプチド挿入を調べた。第一に,三種類のペプチドに関する挿入に対する自由エネルギー障壁がミセルの化学組成に依存することを見いだした。ペプチドと脂質頭基の好適静電相互作用のため,SDSミセルへの挿入障壁はDPCミセルよりも低かった。第二に,ペプチド二次構造がそれらの結合と挿入能力,特にペネトラチンとKSLのような両親媒性ペプチドにとって重要役割を演じる。ミセルと結合及び挿入に対する一層大きい能力を有する二次構造は疎水性コアの一層小さな表面積を説明する表面構造であり,しかるに特異的機能性を有するペプチド薬物に対する可能性基準を提供する。
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分類 (3件):
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分子構造  ,  薬物の構造活性相関  ,  ミセル 
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