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J-GLOBAL ID：201002266961581772   整理番号：10A0518171

メタロ(Mg-HおよびMg-Cl)-エン反応機構の推進力

Driving force of metallo (Mg-H and Mg-Cl)-ene reaction mechanisms

著者 (3件)： YAMADA Tomoyuki (Gifu Univ., Gifu, JPN) ,  UDAGAWA Taro (Gifu Univ., Gifu, JPN) ,  SAKAI Shogo (Gifu Univ., Gifu, JPN)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 12  号： 15  ページ： 3799-3805  発行年： 2010年04月21日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アリル-MgHおよびアリル-MgClとエチレンとのメタロ-エン(metallo-ene)反応のポテンシャルエネルギー面をab initio分子軌道法で研究した。反応の協奏経路および段階経路を同定し,協奏経路のエネルギー障壁が段階経路のそれよりも低いことを示した。さらに,アリル-MgClとエチレンとの協奏経路が,アリル-MgHとエチレンとのそれよりも有利であることを示した。反応機構をCASSCF MOに基づくCiLC法を用いて解析した。協奏経路の反応の推進力は金属の移行過程から生ずる。アリル-MgHとアリル-MgClとの反応性の違いは,反応の推進力に基づく反応機構によって説明できた。

シソーラス用語： *マグネシウム錯体 ,  *ポテンシャルエネルギー面 ,  *ab initio法 ,  協奏反応 ,  反応機構 ,  アルケン

分類 (2件)： 非遷移金属元素の錯体  (CE01030C) ,  アルケン  (CF03030T)

物質索引 (2件)： エチレン ,  1-ペンテン

タイトルに関連する用語 (2件)： エン反応 ,  推進力