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J-GLOBAL ID:201002266966767840   整理番号:10A0839319

冬季夜温の違いがスプレーカーネーションの開花,収量,切り花品質に及ぼす影響

Effects of Winter Night Temperature on the Flowering, Yield and Quality of Cut Flowers in Spray-type Carnation (Dianthus caryophyllus L.) Cultivars
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 325-332 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: L4829A  ISSN: 1347-2658  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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スプレーカーネーション(Dianthus Caryophyllus L.)‘ライトピンクバーバラ(LPB)’と‘チェリーテッシノ(CT)’を冬季夜温5,10,15および20°Cで栽培し,生育,収量および切り花品質を調査した.両品種とも夜温が高いほど2次摘心側枝の伸長速度が早いが,切り花長は夜温5°Cが最も長くなった.両品種とも夜温が高くなるほど到花日数が短縮し,採花本数が増加した.切り花品質については,夜温5°Cで2次花らい数の増加などの悪影響が認められた.また‘LPB’の花色は夜温の影響が少なく安定していたが,‘CT’は花色,花弁外縁部の白色覆輪面積ともに夜温の影響を受けて変動した.すなわち,夜温5°Cでは‘CT’の覆輪面積が広く明瞭であったが,夜温が高いほど赤色が濃くなり白色覆輪が不鮮明となった.これらのことから,生産性と切り花品質の両立の観点から,‘LPB’,‘CT’ともに10~15°Cが好適な冬季夜温の範囲と推察された.(著者抄録)
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分類 (2件):
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花き・花木  ,  植物に対する影響 
引用文献 (30件):
  • Abou Dahab, A. M. 1967. Effects of light and temperature on growth and flowering of carnation (Dianthus caryophyllus L.). Mededelingen Landbouwhogeschool Wageningen 67-13: 1-68.
  • 道園美弦・久松 完・川西孝秀・島 浩二・柴田道夫.2008.異なる生育温度環境下でのキクの開花に及ぼすEOD-heatingの効果.園学研.7 (別2): 316.
  • 藤野守弘・藤原辰行・藤本治夫.1982.環境制御による温室カーネーション花茎品質の改善(第2報).生長と開花におよぼす低夜温と日長の影響.兵庫農総セ研報.30: 49-55.
  • 藤野守弘・柴田 進・藤本治夫.1977a.カーネーションの生長と開花におよぼす夜温の影響.兵庫農総セ研報.26: 29-33.
  • 藤野守弘・柴田 進・藤本治夫.1977b.カーネーションの生長と開花におよぼす夜温,施肥濃度および潅水回数の影響.兵庫農総セ研報.26: 34-39.
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