文献

J-GLOBAL ID：201002266975171917   整理番号：10A1061391

既設の岸壁を供用しながら液状化対策を行う~曲がり削孔式浸透固化処理工法~

著者 (1件)： 林健太郎 (五洋建設 技研)
資料名： 港湾荷役  (Cargo Handling Japan)
巻： 55  号： 5  ページ： 535-538  発行年： 2010年09月25日 
JST資料番号： S0426A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鋼管杭式-12m鋼矢板岸壁を供用しながら,-14m岸壁に増深化する事業が実施されている。この工事では岸壁背面の液状化防止と地震時土圧の低減を目的として薬液注入法(浸透固化処理工法)による地盤改良が実施されてきた。アンローダ基礎直下は「曲がり削孔式浸透固化処理工法」を採用した。これは近隣の地表面から自由曲線で削孔して地盤改良する。削孔・薬液注入の施工,削孔位置,検出システム,削孔位置を制御する方法,を説明した。供用中の岸壁背面への施工事例として,八代港岸壁改良工事の特徴的な施工条件を示した。浸透固化処理工法の注入諸元の決定,曲がり削孔工法の施工計画と技術評価,を述べた。

シソーラス用語： 係船岸 ,  鋼管杭 ,  *地盤改良工法 ,  薬液注入 ,  凝固 ,  *さく孔 ,  曲線 ,  *災害対策
準シソーラス用語： *防災対策 ,  岸壁 ,  *液状化対策 ,  *浸透固化処理工法

分類 (1件)： 地盤改良,土質安定処理  (RA07060C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 岸壁 ,  供用 ,  液状化対策 ,  曲がり ,  削孔 ,  浸透固化処理工法