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J-GLOBAL ID:201002266987995940   整理番号:10A1252143

FABP9/PERF15欠乏マウスは精子頭部異常を発生するが繁殖性である

Mice lacking FABP9/PERF15 develop sperm head abnormalities but are fertile
著者 (9件):
資料名:
巻: 348  号:ページ: 177-189  発行年: 2010年12月15日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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雄性生殖細胞特異的脂肪酸結合蛋白質9(FABP9/PERF15)はマウス精子穿孔体と核周囲卵胞膜の主要成分である。ミエリンP2(FABP8)とその細胞骨格関連と配列相同性を基に,FABP9は精子膜を基底細胞骨格へ繋ぎ止めると示唆されている。さらに,そのアポトーシス性精巣生殖細胞でのアップレギュレーションと受精能獲得時のりん酸化状態の増加はFABP9の多数の重要な機能を示唆した。そこで,FABP9の特異的機能をマウスでの標的遺伝子崩壊手法で試験した。FABP9-/-マウスは生存可能で繁殖性であった。表現型解析はFABP9-/-マウスが精子頭部異常が有意に増加した(WTコホートより~8%高い);特に,FABP9-/-精子の~10%で腹部距状突起として知られる特徴的構造要素の減少もしくは欠如を認めた。しかしながら,FABP9の欠乏は膜の核周囲卵胞膜への繋ぎ止めにも精子の脂肪酸組成にも影響を与えなかった。さらにFABP9-/-マウスにおいて精巣上体の精子数は変わらなかった。従って,FABP9がマウス精子頭部にその特徴的形状を与えるにはわずかな役割しか果たさず,また精子形成か精子機能に不可欠とは限らない結論した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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細胞構成体一般  ,  生殖器官 
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