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J-GLOBAL ID：201002267011477703   整理番号：10A0982530

全自動収穫ロボットシステムの開発

著者 (6件)： 田口喜祥 (長崎県工技セ) ,  入江直樹 (長崎県工技セ) ,  堀江貴雄 (長崎県工技セ) ,  陣野信博 (長崎県農林技術開発セ) ,  片岡正登 (長崎県農林技術開発セ) ,  近藤直 (京大 大学院農学研究科)
資料名： 長崎県工業技術センター研究報告  (Reports of Industrial Technology Center of Nagasaki)
号： 39  ページ： 3-8  発行年： 2010年08月31日 
JST資料番号： Y0766B  ISSN： 0916-6726  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アスパラガスは長崎アスパラとしてブランド化を推進中の農作物であり,収益性の高さから栽培面積の拡大が望まれている。しかし,アスパラガスの収穫作業は重労働であり,毎日行う必要があることが,栽培面積の拡大を阻んでいる原因の一つであると考えられている。そこで,工業技術センターでは農林技術開発センターと共同でアスパラガスを自動的に収穫するロボットシステムの開発を連携プロジェクト研究で実施した。このプロジェクト研究では,農林技術開発センターでロボットに適したアスパラガス栽培技術の開発を行い,工業技術センターで収穫ロボットの開発を行った。本報では,ビニールハウス内で毎日運用することが可能な有索式アスパラガス収穫ロボットと,ロボットが収穫しやすいロボット用圃場から構成される全自動収穫ロボットシステムを試作したので報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *ロボット ,  *システム ,  アスパラガス ,  収穫機 ,  面積 ,  自動化 ,  収穫 ,  ビニールハウス ,  圃場 ,  マニピュレータ ,  光センサ
準シソーラス用語： *全自動収穫ロボットシステム ,  *収穫ロボット ,  ロボットシステム ,  栽培面積 ,  レーザセンサ ,  認識センサ

分類 (2件)： ロボットの設計・製造・構造要素  (IC04013A) ,  収穫・調製用機械  (FB03030K)

引用文献 (5件)：

• 井上: 半促成長期どりアスパラガスの養分動態, 長崎県総合農林試験場研究報告, 農林部門23号p31-, 45(1998-3)
• 近藤, 門田, 野口: 農業ロボット (I) --基礎と理論--, コロナ社,(2004-9)
• 近藤, 門田, 野口: 農業ロボット (II) --機構と実例--,コロナ社,(2006-6)
• 石松, 田口, 落合, 大幡: 三次元形抹計測の高速化の一手法, JSME (C), pp. 1969-1973(1991-6)
• 椎木, 近藤, 田口, 清水: アスパラガス検出のためのステレオビジョンとレーザレンジファインダの比較, JSME, ROBOMEC 2009, 1A2-C 06,(2009-5)

タイトルに関連する用語 (2件)： 収穫ロボット ,  開発