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J-GLOBAL ID:201002267075376587   整理番号:10A0626794

暑熱ストレスおよびセレンに曝されたグリーンおよびシロチョウザメ幼生のプロテオーム解析

A proteomic analysis of green and white sturgeon larvae exposed to heat stress and selenium
著者 (5件):
資料名:
巻: 408  号: 16  ページ: 3176-3188  発行年: 2010年07月15日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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温度とセレンは,サンフランシスコ湾/三角州河口におけるチョウザメの生殖および資源補充に潜在的に影響を及ぼす二つの環境パラメータである。発現がこれらの環境ストレッサーによって改質された蛋白質を同定するために,18あるいは26°Cに曝され,また対照としてのL-メチオニンと共に,セレノ-L-メチオニンを8μgg<sup>-1</sup>セレン体内負荷量に達するまでマイクロ注入された幼生グリーンおよびシロチョウザメにおいてプロテオーム解析を実施した。セレンと高温は両種における死亡率および異常形態を誘発し,グリーンチョウザメにおいてはより高い死亡率を誘発した。幼生蛋白質は二次元ゲル電気泳動によって分離され,また差分存在量はスポット定量および階層的クラスター分析に従って検出した。グリーンチョウザメにおいて,ゲル上で検出された551蛋白質スポットの34個は大量に変異を示したが,一方でシロチョウザメにおいて580蛋白質スポットの9個のみが差別的に発現された(P<0.01)。ゲル実験は最初に熱処理に従ってグループ分けされた。これらスポットの15個は,MALDI TOF/TOF質量分析法を使用して同定された。蛋白質折畳み,蛋白質合成,蛋白質分解,ATP供給および構造蛋白質に含まれる蛋白質は,熱および/またはセレンに応じて大量に変化した。40Sリボソーム蛋白質SA,FK506-結合蛋白質10,蛋白質ホスファターゼ2の65kDa調節サブユニット,蛋白質ジスルフィドイソメラーゼ,ストレス誘発リン蛋白質1,造腫瘍性13のサプレッションおよびコラーゲンタイプIIアルファ1が,高温処理のみにおいて差別的に発現した。セリン/アルギニン反復性マトリックス蛋白質1,クリアチンキナーゼ,セリンペプチダーゼ阻害剤Kazalタイプ5およびHSP90は,複合した温度およびセレンの曝露に敏感である。バロシン含有蛋白質,アグリソーム形成および蛋白質品質管理に含まれる蛋白質,はセレン処理に応じて50%以上減少する。幼生チョウザメにおける環境ストレッサーのバイオマーカーとしてのそのような蛋白質の潜在的使用は個体数減少に先立つ早期警戒信号を表示する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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蛋白質・ペプチド・アミノ酸の代謝と栄養  ,  動物の生化学 
物質索引 (4件):
物質索引
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