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J-GLOBAL ID：201002267176036906   整理番号：10A0869284

音声単語混同行列の部分的最小二乗識別解析を用いた人工内耳患者における特定チャネル障害の識別

IDENTIFYING CHANNEL-SPECIFIC IMPAIRMENTS IN COCHLEAR IMPLANT PATIENTS VIA PARTIAL LEAST SQUARES DISCRIMINANT ANALYSIS OF SPEECH-TOKEN CONFUSION MATRICES

著者 (2件)： REMUS Jeremiah J. (Clarkson Univ., NY) ,  COLLINS Leslie M. (Duke Univ., NC)
資料名： Proceedings. IEEE International Conference on Acoustics, Speech and Signal Processing  (Proceedings. IEEE International Conference on Acoustics, Speech and Signal Processing)
巻： 2010 Vol.6  ページ： 4746-4749  発行年： 2010年 
JST資料番号： E0316B  ISSN： 1520-6149  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 人工内耳によって得られる効果は個人差があり,大きな音声知覚能力が得られる患者がいればそれほどの効果が得られない場合もある。その主な原因は特定チャネル障害であり,特定のチャネルで音声情報が正しく伝送されないためにが正常な音声キューが得られなくなる。全てのチャネルについて心理物理学的試験を行ってその様なチャネルを検出するのは非常に時間の要する作業であるが,障害チャネルが効率的に検出できればその後の治療戦略も立て易くなる。本報告者等は以前にある音声情報が欠損すると音声単語識別タスクにて生じる誤りパターンは予測可能であることを報告した。ここでは,母音および子音の単語識別タスクで得られる混同行列に基づいて特定チャネル障害を識別するための部分的最小二乗識別解析法の適用可能性を検討した。その結果,この部分的最小二乗識別解析法により多量のラベル付き学習データを用いることなく障害チャネルと正常チャネルを識別することが可能であることを実験結果にて確認した。

シソーラス用語： *人工内耳 ,  *聴覚障害 ,  部分最小二乗法 ,  *人工臓器
準シソーラス用語： *障害チャネル検出 ,  *単語認識 ,  伝音性聴覚障害 ,  *特定チャネル障害

分類 (2件)： 聴覚・音声モデル  (EL02070Y) ,  耳・鼻・咽頭・喉頭の診断  (GQ02000Q)

タイトルに関連する用語 (10件)： 音声 ,  単語 ,  混同行列 ,  最小二乗 ,  識別 ,  解析 ,  人工内耳 ,  患者 ,  チャネル ,  障害