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J-GLOBAL ID:201002267192971330   整理番号:10A1049155

光トラッピングへのクラスタ化スペックルのアプローチ

A clustered speckle approach to optical trapping
著者 (5件):
資料名:
巻: 283  号: 23  ページ: 4722-4726  発行年: 2010年12月01日 
JST資料番号: A0678B  ISSN: 0030-4018  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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光ピンセットの配置を用いてクラスタ化したスペックル3D構造のその場研究を報告した。クラスタ化スペックルはコヒーレント光を用いて拡散体を照明し,標準的な光トラッピングシステムの対物レンズの後方に数個の開口からなる瞳マスクを配置し,それらを閉じた光路上に正しく分布させて結像したときに現われた。その結果,光の体積は標準的なスペックルの場合に比べると数分の一に減少し,通常のトラップに使われるGaussビームの焦点体積よりも小さくなった。また,このようなクラスタ化スペックルは標準のスペックルとの区別が可能な統計的性質を持つ。そこで,この方法を用いると,統計的にランダムな強度分布をもつ幾何学的に配列した多数のトラッピングアレイが可能になる。この事実からは,標準的なスペックルを用いて光トラッピングが実証された光結合の多様な研究や物質波のコヒーレント輸送の新しい方式が可能になる。ここでは,光ピンセットの配置におけるマスク開口の数とそのサイズに関係するクラスタ化スペックルを定性的に解析した。また,Rayleigh領域における光波場のトラッピング能力を特性化する一般的で定量的な方法を提案した。さらに,それをクラスタ化スペックルに適用した。その結果,開口サイズとトラップ可能粒子の最大サイズとの関係が明らかになった。この事実は瞳マスクを正しく選択してトラップ粒子の統計を調整することの可能性を示している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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量子光学一般 
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