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J-GLOBAL ID:201002267244402924   整理番号:10A0213514

音声コミュニケーションのための脳-コンピュータインタフェイス

Brain-computer interfaces for speech communication
著者 (8件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 367-379  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: W1590A  ISSN: 0167-6393  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,健常者および障害者の個人に対する現行の静粛音声手法についての概要レビューを行った。健常者個人にとっては声道の動きに関する筋電図(EMG)記録を利用した現行の技法が有用であるが,音声調音器官に対して高精度な自発的制御能力を備えていない四肢麻痺患者に対しては失敗してしまう。身体のその他の部分(例えば,手,腕,顔の筋肉など)からのEMGや脳波(EEG)を利用した代替手法により,現行インタフェイスは正規変換率に比べて極めて遅くビジュアルフィードバックおよび/または手がかりを与えるコンピュータスクリーンに対する付きっきりの注視が必要となるが,重度麻痺ユーザに対して静粛コミュニケーションの可能性を提供できる。ここでは,発声に関連したニューロン活動から直接的に意図された音声情報を予測することを目的として,皮質内微小電極脳-コンピュータインタフェイス(BCI)を介した静粛音声の問題に対する新しいアプローチを提案した。予測音声は合成され,50ms以下の遅延でユーザに音響的にフィードバックされる。BCIの中で用いられている神経AO電極は,4年以上に亘る有用な神経記録を提供することができ,それは,ユーザの生涯に亘って利用可能でなければいけないBCIのための必須機能であることを示した。ここでの設計上の考慮事項の中には,コンピュータのカーソルのためのBCIまたはサルや人間における運動皮質信号からの意図された運動力学の予測を介したロボットアーム制御に対するBCIを含む従来研究に基づくニューラル復号化技法が含まれている。瞬間的音響フィードバックを用いた連続発声の研究からの初期結果により,BCIユーザが,記録セッションの中で,そしてそれらにまたがって人工的音声合成器に対して自分が持つコントロールを改善できることを示した。この初期実験での成功により,ずっとより高速なコミュニケーション率を可能にすることのできる音声補綴を提供するために,皮質内微小電極ベースアプローチが持つポテンシャルを検証した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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人間機械系  ,  生体計測  ,  中枢神経系 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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