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J-GLOBAL ID：201002267262862290   整理番号：10A1030370

石油コンビナートの機能融合・連携の取り組み コンビナート原料多様化最適供給技術開発 水島地区事業

著者 (1件)： 笹木敏行 (JX日鉱日石エネルギー)
資料名： ペトロテック  (Petrotech)
巻： 33  号： 10  ページ： 773-777  発行年： 2010年10月01日 
JST資料番号： S0836A  ISSN： 0386-2763  CODEN： PTRTD3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究開発の要素技術には,1)天然ガスコンデンセートの一括脱硫技術,2)エチレン装置原料としての灯油・軽油留分の活用,3)石油精製熱分解装置による,エチレン装置分解残油の白油化,4)石油・石化原料の供給操業システム開発,がある。本技術開発事業について,背景・目的と事業内容と成果を述べた。事業内容は,要素技術に沿って述べた。天然ガスコンデンセートの一括脱硫技術は,設備技術および運転コストの低減を図る世界で初めてのプロセスである。一括脱硫プロセスでは,従来と異なり,ナフサ留分中の芳香族分の低下率が低い傾向を示し,接触改質装置原料として有利なナフサであることがかった。成果では例えば,一括脱硫プロセスの基本性能,及び灯油・軽油留分を石化原料化するための基本技術を確認できた。実証化完了後は省エネルギー4300kl/yr,CO2排出削減1万1400t/yrの目標を達成する見込みである。

シソーラス用語： *コンビナート ,  岡山県 ,  天然ガス ,  脱硫 ,  残油 ,  *石油工業 ,  *石油化学 ,  技術開発 ,  ナフサ ,  灯油 ,  軽油 ,  接触改質 ,  省エネルギー ,  減少 ,  二酸化炭素 ,  環境保全 ,  アルケン
準シソーラス用語： CO2排出削減 ,  コンデンセート ,  *石油コンビナート

分類 (3件)： 石油工業一般  (YF01010F) ,  生産に関する問題一般  (YA01081G) ,  生産工学一般  (KB01000U)

物質索引 (1件)： エチレン

タイトルに関連する用語 (9件)： 石油コンビナート ,  融合 ,  連携 ,  コンビナート ,  原料 ,  多様化 ,  開発 ,  地区 ,  事業