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J-GLOBAL ID:201002267272481830   整理番号:10A0580399

高速液体クロマトグラフィータンデム質量分析法におけるシグナル抑制/増強

Signal suppression/enhancement in high-performance liquid chromatography tandem mass spectrometry
著者 (4件):
資料名:
巻: 1217  号: 25  ページ: 3929-3937  発行年: 2010年06月18日 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本総説は,液体クロマトグラフィー分離に連結した質量分析検出におけるマトリックス効果の危険を議論する。マトリックス効果は,定性と定量分析の両方に非常に影響し,シグナルの抑制,又は増強を引き起こす。一般に知られている通り,その主な原因は,クロマトグラフィーによる分離中に共溶出してイオン化過程を変える好ましくない成分である。妨害種は,試料,予備濃縮/抽出過程での放出成分,クロマトグラフィーによる分離を改良するために移動相に添加した試薬である。エレクトロスプレイオン化,及び大気圧化学イオン化の両方でのシグナルの抑制,又は増強を説明するために文献で提案されている種々の機構を示し,様々な条件で観察された結果を比べて議論する。目標検体の化学的性質,マトリックスの種類,マトリックス対検体の濃度比,抽出過程,クロマトグラフィーの条件,質量分析装置の種類,及びイオン化条件が役割を果たすという結論にすべてのデータが導く。おそらくこれらすべての可能性が相乗的に作用し,観察される最終的な効果がそれらの1つに起因することはほとんどない。条件の予測不能の組み合わせによって,シグナルの抑制,又は増強が観察される。本総説は,HPLC-MS,及びHPLC-MS/MS分析で観察されるマトリックス効果を議論し,観察された挙動を説明する仮説を提案してマトリックス効果を克服する方法や戦略を示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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各種分析法一般  ,  クロマトグラフィー,電気泳動  ,  質量分析 
タイトルに関連する用語 (4件):
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