抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究は,携帯電話の片手母指入力に及ぼすタッチキーの寸法と位置の影響を調べるものである。3種類のタッチキー寸法(すなわち,4mm,7mm,および10mm幅の正方形)および25箇所の位置について実験で調べた。全部で30人の被験者が実験に参加し,小さなタッチスクリーン上の単一目標を押す課題を遂行した。2つの時間関連測定(第1遷移時間および課題遂行時間),誤りの数,および主観的満足度(押しやすさ)が実験で集められた。その結果,7mmおよび10mmのキー寸法が時間関係測定で最良の性能を示し,一方キー寸法10mmのみがその他の測定で最良の結果を与えた。さらに加えて,タッチキー位置の使いやすさを統計的に解析した。良好な使いやすさを提供するタッチキー位置(良好位置)もまた各測定で同定された。本研究の結果を基に,携帯電話上のタッチユーザインターフェースの設計推奨を提案する。 産業との関連性:タッチユーザインターフェースは携帯産業の注目の的である。本研究は,片手操作に対するタッチキー寸法とタッチキー位置の影響を調べるために,基礎研究を行った。本研究の結果は,携帯電話およびタッチスクリーンを持つ他の小さなデバイスにおいても同様に,使いやすさを強化するためのタッチユーザインターフェースを設計ために利用することができる。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.