蛋白質と結合したAu<sub>144</sub>クラスターの剛性の低温電子顕微鏡による決定

SEXTON Jonathan Z.; ACKERSON Christopher J.

文献

J-GLOBAL ID：201002267678998507 整理番号：10A1057270

蛋白質と結合したAu₁₄₄クラスターの剛性の低温電子顕微鏡による決定

Determination of Rigidity of Protein Bound Au₁₄₄ Clusters by Electron Cryomicroscopy

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巻： 114 号： 38 ページ： 16037-16042 発行年： 2010年09月30日
JST資料番号： W1877A ISSN： 1932-7447 CODEN： JPCCCK 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

1個あるいはそれ以上の金属原子と結合した蛋白質から構成される金属蛋白質では幾何学構造中の金属原子の数及び蛋白質の重心からの金属原子の位置は重要である。天然に存在する金属蛋白質と異なって,in vitroに合成された金属クラスター/蛋白質複合体については明確な定義付けはなく,無機クラスター(または,ナノ粒子)の厳密な組成と構造,及び複合バイオ分子に対する位置関係に不確かさがある。本研究では,単層膜保護金クラスター(MPC)/蛋白質結合の剛さを評価する数学的な方法を開発し,低温電子顕微鏡イメージから4量体モデル蛋白質に対するAu₁₄₄クラスターとの結合距離の評価を行った。蛋白質の重心位置からのAu₁₄₄クラスターの変位の分布を調べた結果,Au₁₄₄クラスターは蛋白質の重心位置から3Å以内にあり,結合が驚くほど強固なことを示している。今後,さらに,Au₁₀₂やAu₆₈などの小さなAuクラスターについても研究を進める。

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分子化合物 , 分子構造

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蛋白質と結合したAu144クラスターの剛性の低温電子顕微鏡による決定

蛋白質と結合したAu₁₄₄クラスターの剛性の低温電子顕微鏡による決定