文献
J-GLOBAL ID:201002267687492497   整理番号:10A0018814

太陽系近傍にある低質量星をトランジット(前面通過)する巨大地球型惑星

A super-Earth transiting a nearby low-mass star
著者 (21件):
資料名:
巻: 462  号: 7275  ページ: 891-894  発行年: 2009年12月17日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
トランジット太陽系外惑星が初めて発見されたのは10年前だが,これによって大気組成を直接しぼり込むことが可能になり,系外惑星大気の分光学的研究への扉が開かれた。このような特性研究は,太陽系近傍にあって主星に対する惑星の半径比が比較的大きいトランジット惑星系でしか可能でないので,近傍にある小さい星が集中的に調べられてきた。ドップラーシフト法やマイクロレンズ法では,巨大地球型惑星とよばれている,地球の1.9~10倍の最小質量をもった惑星が複数発見されている。この新しい種類の惑星のバルク組成に対するしぼり込みはCoRoT-7bによって最初に与えられたが,この星の大きさと距離が原因でここ当分は大気研究の進展は難しい。本論文では,質量が地球の6.55倍,半径が2.68倍というトランジット惑星GJ1214bの観測について報告する。この大きさは,この惑星が地球と太陽系巨大氷惑星の間の中間の位置を占めることを示している。惑星の質量と半径は,惑星質量の0.05%にすぎない水素-ヘリウム外層によって覆われており,水を主成分とする天体と一致している。大気はおそらく流体力学的に脱出しており,その歴史を通じて著しい進化を経てきたことを示している。この星は小さく,13パーセクしか離れていないため,惑星大気は現在の観測技術でも研究可能である。Copyright Nature Publishing Group 2009
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
惑星 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る