抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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契約サービスは米国の固定経路バス乗換の提供における全運用経費の大きな割合を占める。その重要さにもかかわらず,乗換サービス契約の経済効果に関する文献は,1990年台中期以降,わずかに非常に限定された研究のみで,過去の研究の性質と手法を用いた問題のために,完結していなかった。本報は,固定経路バス乗換サービスを提供するコスト効率が,契約の度合いによって変化する様子を調べる。著者は,以前の研究に,いくつかの改良を加え,つぎの回帰分析を行う:(1)契約決定とコスト効率の間の内生性の説明,(2)全てのサービスを契約する場合から,サービスの一部のみについて契約するする機関の間の違い,(3)コスト効率に及ぼす契約の影響に関するいくつかの因子の効果の調整を考慮に入れる,および(4)1992年から2000年の国家トランジットデータベースから作成された比較的大きな断面的時系列データセットを用いる。解析結果は,平均ケースとして,部分的および総合契約機関のそれぞれに対して,1車両1時間当たりの,低い運用コスト$4.09および$2.89の契約の結合効果を示す。しかしながら,この改善は普遍的なものではなく,その理由は,コスト効率についての契約効果は,ピーク/ベース比,機関規模,公共および民間事業者のバス運用の間の賃金ギャップ,および機関の種類のような因子によって変化するため。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.