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J-GLOBAL ID:201002267727790631   整理番号:10A0838659

シロイヌナズナの2つの近縁な遺伝子が光独立栄養成長に不可欠な色素体のシチジン二リン酸ジアシルグリセロール合成酵素をコードする

Two Closely Related Genes of Arabidopsis Encode Plastidial Cytidinediphosphate Diacylglycerol Synthases Essential for Photoautotrophic Growth
著者 (5件):
資料名:
巻: 153  号:ページ: 1372-1384  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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シチジン二リン酸ジアシルグリセロール合成酵素(CDS)は,ホスファチジルグリセロールやホスファチヂルイノシトールのような陰イオン性のグリセロリン脂質の前駆体として不可欠なシチジン二リン酸ジアシルグリセロールの生成を触媒する。植物細胞において,CDSアイソザイムは色素体やミトコンドリア,ミクロソームに存在する。本研究で,シロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)のCDSアイソザイムをコードする遺伝子について調べた。シロイヌナズナにはCDSをコードする遺伝子が5つ存在し,CDS2とCDS4における選択的翻訳開始や選択的スプライシングにより最大10個のアイソフォームが作られることがわかった。これらのCDSアイソフォームは,酵母で発現させた場合に機能的であった。さらに,互いに近縁なCDS4とCDS5が葉緑体のアイソザイムをコードし,よく似た触媒特性を持つことがわかった。この2つの遺伝子は,共に不活性化して初めてシロイヌナズナに表現型が見られたため,冗長的に働くことが示唆された。この変異体の解析により,チラコイド膜の構造と機能に対してホスファチジルグリセロールが重要であることが示された。以上の結果より,色素体におけるCDSは光独立栄養に重要であることが示された。
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分類 (1件):
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酵素生理 

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