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J-GLOBAL ID：201002267728189931   整理番号：10A0134317

浮体式波力発電装置の共振特性

On the Resonance Characteristics of the Float Type Wave Power Generation Device

著者 (4件)： 種浦圭輔 (山口大 大学院理工学研究科) ,  中野公彦 (東大 生産技研) ,  KOIRALA Pallav (山口大 大学院理工学研究科) ,  羽田野袈裟義 (山口大 大学院理工学研究科)
資料名： 日本機械学会論文集 C編  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series C)
巻： 76  号： 761  ページ： 44-50  発行年： 2010年01月25日 
JST資料番号： F0045B  ISSN： 0387-5024  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文はつるべ式(プーリ,ワイヤ,浮体,釣合錘)とラチェット機構を組み合わせた波力発電装置の共振特性を検討している。解析モデルは,機械力学モデルにおいて,水面変位とフロート変位の相対変位を規定する式を導き,これにより検討を行った。その結果,波の周期と装置の固有周期がほぼ一致する共振時に,発生電力が最大となることを確認するとともに,円筒浮体について直径と高さの比が装置の固有周期を決定することを見出し,その関係式をモデル計算によってもとめた。また神戸の波浪データを用いて実機想定で浮体の直径/高さ比が0.3~3の範囲で総合効率が約30%を超えると推算された。(著者抄録)

シソーラス用語： 波力発電 ,  海洋構造物 ,  *浮体 ,  共振 ,  強制振動 ,  固有周期 ,  特性
準シソーラス用語： *発電装置 ,  *共振特性

分類 (1件)： 波力発電,潮力発電  (NB03130B)

引用文献 (13件)：

• 1) TAKAHASHI S. Wave Power around Japan from viewpoint of its utilization. (1989) vol.0654, p.3-18.
• 2) New Energy and Industrial Technology Development Organization . NEDO Report No. 1001 2007. 6. 6. http://www.nedo.go.jp/kankobutsu/report/1001/1001-01.pdf.
• 3) PREVISIC M. Offshore Wave Energy Conversion Devices. Electric Power Research Institute (EPRI) Report, Palo Alto (USA), 2004. (2004) p.26-130.
• 4) WATABE T. Wave Power Generation <from principle to application>. Power Ltd.. (2005) p.99-102.
• 5) Ocean Energy a world of power. OE Technology. http://www.oceanenergy.ie/index.html.

タイトルに関連する用語 (3件)： 浮体 ,  波力発電 ,  共振特性