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J-GLOBAL ID：201002267795629105   整理番号：10A0143325

新エネルギー・省エネルギーの最新動向と展望 2)工場・ビルの省エネルギー事例

著者 (1件)： 田中伸幸 (省エネルギーセ)
資料名： 月刊産業と環境  (産業と環境)
巻： 39  号： 1  ページ： 17-24  発行年： 2010年01月01日 
JST資料番号： S0991A  ISSN： 0285-5380  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 省エネルギー診断で提案された改善事例を紹介した。工場の省エネ事例として,工業炉(トンネル炉)の熱損失を,空気比を1.5から1.3に改善することによって,原油換算で276.9kL/y削減し,二酸化炭素排出量を693.7t/y削減した。別の事例では樹脂シート製造用押出機11台のダイス表面温度150°Cを断熱材の使用により36°Cにした。この結果,原油換算で76.6kL/y削減し,二酸化炭素排出量を168.7t/y削減した。ビルの省エネ事例として,冷・温水ポンプの定格流量運転を可変流量制御にすることにより,原油換算で21.1kL/y削減し,二酸化炭素排出量を37.8t/y削減した。もう一つの事例では,オフィスビルの窓際照明器具の点滅回路を独立させて連続調節方式に改修し,明かりセンサと連動させて制御した。その他,冷蔵庫内の白熱電球のハロゲン化,エスカレータの自動運転化による省エネも紹介した。

シソーラス用語： *省エネルギー ,  トンネル窯 ,  熱損失 ,  空燃比 ,  原油 ,  排出量 ,  断熱材料 ,  流量制御 ,  照明器具 ,  事務所建築 ,  *二酸化炭素排出量
準シソーラス用語： *事例紹介 ,  工業炉 ,  トンネル炉 ,  オフィスビル

分類 (2件)： エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (6件)： 新エネルギー ,  省エネルギー ,  最新動向 ,  展望 ,  工場 ,  ビル