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J-GLOBAL ID：201002267801183645   整理番号：10A0844654

水中におけるドーパ含有蛋白質膜間の強い可逆性Fe³⁺介在架橋

Strong reversible Fe³⁺-mediated bridging between dopa-containing protein films in water

著者 (5件)： ZENG Hongbo (Univ. Alberta, AB, CAN) ,  ZENG Hongbo (Univ. California, CA) ,  HWANG Dong Soo (Univ. California, CA) ,  ISRAELACHVILI Jacob N. (Univ. California, CA) ,  WAITE J. Herbert (Univ. California, CA)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 29  ページ： 12850-12853  発行年： 2010年07月20日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Mytilus甲羅はFe³⁺とイガイ接着蛋白質-1(mfp-1)を含む13モル%のドーパ側鎖を含むMfp-1は高陽性荷電の高分子電解質である。今回,表面力装置(SFA)を用い,mFp-1の鉄結合を検討した。吸着したmfp-1のマイカ表面を作製し,原子間力顕微鏡で観察した。Fe³⁺イオンは陽性荷電蛋白質間の強い相互作用に介在した。海水のイオン強度に近い水性緩衝液で2つの非相互作用mfp-1膜間で堅固な架橋が形成した。mfp-1コート表面間のFe³⁺架橋は水中で可逆性であり,接触時間と10μMまでの鉄濃度で増大した。100μMで,Fe³⁺架橋は消失した。架橋は多価性ドーパ-鉄複合体の形成によることが分かった。さらに検討し,ドーパ-金属相互作用は水中でポリマー間の強い,自己修復性相互作用を加工するためのエネルギー的新規パラダイムを提供すると示唆した。

シソーラス用語： アミノ酸 ,  *架橋【高分子】 ,  *タンパク質 ,  ムラサキイガイ ,  イガイ科 ,  高分子電解質 ,  表面力 ,  顕微鏡観察 ,  イオン強度 ,  分子間相互作用 ,  重合体 ,  鉄 ,  複合体 ,  組換タンパク質 ,  カテコールアミン ,  第一アミン
準シソーラス用語： 原子間力顕微鏡法 ,  Mfp-1 ,  イガイ ,  接着蛋白質

分類 (1件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (1件)： ドーパ

タイトルに関連する用語 (5件)： 水中 ,  ドーパ ,  蛋白質 ,  可逆性 ,  架橋