文献
J-GLOBAL ID:201002267820877399   整理番号:10A0216137

自己組織化ロゼットナノチューブ上の1.4nm金ナノ粒子のワンポット核化,成長,形態形成,不動態化

One-Pot Nucleation, Growth, Morphogenesis, and Passivation of 1.4 nm Au Nanoparticles on Self-Assembled Rosette Nanotubes
著者 (14件):
資料名:
巻: 132  号:ページ: 32-33  発行年: 2010年01月13日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
金属系ナノ粒子(NP)による生体分子の改質によって,医療,分子電子工学等の用途で有望な材料を作成できる。そして,DNA,高分子,ナノチューブ等にNPを無電解蒸着可能であり,これまでに,シリコン基板の完全延伸DNA分子上で,銀と金NPの配列特異的蒸着が実現されている。この場合,配列特異DNA螺旋構造に束縛されたRecA蛋白からなる核タンパク螺旋構造が,負性抵抗として機能し,DNAの所定部位が金属化から保護される。この手法は,DNAの金属化を選択的に制御するという観点では重要な進歩であるが,合成自己組織化ナノ構造では実現されていないのが現状である。本稿では,合成DNA基の類似体(G∧Cモチーフ)の自己組織化を介して得られた新種の生体適合材料である自己組織化ロゼット・ナノチューブ(RNT)上の金NPの部位特異的核化,成長,形態形成用のワンショットプロセスについて報告した。本調査で用いたRNTは,複素環式芳香族化合物二環双対G∧C基から組織化したものを用い,これを1mMの水に溶解して,油浴で90°Cで加熱し,完全な自己組織化を得るため,室温で時効処理を施した。これを希釈した試料を,劈開マイカに蒸着し,タッピングモード原子間力顕微鏡(TM-AFM)と走査型電子顕微鏡(SEM)によって観察した。そして,TM-AFM画像から,高さが最大4.6nmの硬い糸状構造が形成されていることが示された。また,TEM解析からは,金NPが,RNT表面上の微小なドットして出現したことから,RNTによって,金NPの成長と形態形成を可能とすることが立証された。本調査の結果から,準単分散金NPの核化には,自己組織化RNTが有用であることが実証された。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属薄膜 

前のページに戻る