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J-GLOBAL ID：201002267882802107   整理番号：10A0061136

好熱性堆肥化時のアンモニアガス放出の減少に及ぼすトリアシルグリセロールの異常な影響

Unusual effects of triacylglycerol on the reduction of ammonia gas emission during thermophilic composting

著者 (4件)： MATSUMURA Hidenori (Dep. of Material Sciences and Chemical Engineering, Shizuoka Univ., 3-5-1 Johoku, Naka-ku, Hamamatsu 432-8561, JPN) ,  SASAKI Masahiro (Dep. of Material Sciences and Chemical Engineering, Shizuoka Univ., 3-5-1 Johoku, Naka-ku, Hamamatsu 432-8561, JPN) ,  KATO Sou-ichiro (Dep. of Material Sciences and Chemical Engineering, Shizuoka Univ., 3-5-1 Johoku, Naka-ku, Hamamatsu 432-8561, JPN) ,  NAKASAKI Kiyohiko (Dep. of Material Sciences and Chemical Engineering, Shizuoka Univ., 3-5-1 Johoku, Naka-ku, Hamamatsu 432-8561, JPN)
資料名： Bioresource Technology  (Bioresource Technology)
巻： 101  号： 7  ページ： 2300-2305  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： A0390B  ISSN： 0960-8524  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 脂肪及び油のようなトリアシルグリセロールが原料に含まれる時,アンモニアガス放出は堆肥化過程時に劇的に減少する。ラードを乾燥重量ベースで33%の混合比で原料と混合した時,アンモニアガス放出は完全に抑制されることから,ラードは最も有効なトリアシルグリセロールであった。一方,堆肥化原料に含まれる7%の窒素は堆肥化時に放出されることが予想された。オリーブ油を用いた時,類似影響を認めたが,鉱油のモデルとして添加したヘキサデカンを堆肥化した時,この影響はラードを堆肥化した時のように大きくなかった。さらに,グルコース,セルロース粉及びおが屑のような他の炭素高含有化合物を原料と混合し,アンモニアガス放出の減少に及ぼすこれらの影響を調べた。これは33%ラードと共に堆肥化したそれと同様にC/N比,すなわち約60に調整して実施され,C/N比はアンモニア放出の良好な指標でないこと及びラードはこの研究で用いた炭素高含有化合物の間で最も効果的であることを見い出した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *堆肥化 ,  アンモニア ,  好熱性 ,  *トリグリセリド ,  豚脂 ,  臭気 ,  オリーブ油 ,  セルロース ,  おが屑 ,  炭素率 ,  廃棄物 ,  経時変化 ,  食用油脂 ,  *臭気防止 ,  臭気物質 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  有機性廃棄物
準シソーラス用語： 有機廃棄物

分類 (2件)： ごみ処理  (SC05030O) ,  脂質一般  (EB05010B)

物質索引 (2件)： グルコース ,  ヘキサデカン

タイトルに関連する用語 (5件)： 好熱性 ,  堆肥化 ,  アンモニア ,  ガス放出 ,  トリアシルグリセロール