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J-GLOBAL ID:201002267893936628   整理番号:10A0831702

細胞内外pHセンサとしての一連のナフタルイミド誘導体

A series of naphthalimide derivatives as intra and extracellular pH sensors
著者 (10件):
資料名:
巻: 31  号: 29  ページ: 7411-7422  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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一連の新規ナフタルイミド誘導体を合成して検討した。3つの材料(SM1,SM2およびSM3)はpHセンサモノマとしてメタクリル酸基を持ち,これらの化合物が,細胞外pH検知のための薄膜標品のために他のモノマと重合することを可能とした。ここでは,ポリ(2-ヒドロキシエチルメタクリレート)-co-ポリ(アクリルアミド)(PHEMA-co-PAM)をポリママトリックスとして選択した。pH応答に対する構造の影響およびとpKa値を検討した。検知基がSM3の構成の膜P3は通常の生物学的環境に近いpHが約7のpKaを有していた。それを前核細胞である大腸菌の代謝時のpH変化を監視するための細胞外pHセンサとして使用した。一方,3つのセンサモノマは,1)それらのpKa値が5.9~6.8の範囲であり;2)それらの酸性条件(pH5のような)での放出強度がpH7の中性条件でのそれらよりもずっと強く;3)リソソームが細胞質のpH値よりもずっと酸性である4.5~5.0の範囲のpHで直径0.1~1.2μmのサイズの範囲であり;4)リソソームの酸性がpHプローブのアミノ基のプロトン化を可能とし,アミノ基から蛍光団への光誘導電子移動を阻害することで,酸性オルガネラにおいてセンサが明るく放出するようになるので,真核細胞のリソソームを検知する新規の細胞内バイオマーカーだった。リソソームセンサを,生きたヒト脳膠芽細胞腫のU87MG細胞株,ヒト子宮頚部癌であるHeLa細胞株,およびヒト食道前悪性CP-AおよびCP-D細胞株を用いて,共焦点蛍光顕微鏡下で,小型の酸性球状器官(リソソーム)および市販のリソソーム選択的染色プローブであるLysoTrackerレッドとのセンサの有意な共存(82~95%)の観察で,明らかにした。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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