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J-GLOBAL ID：201002267942584449   整理番号：10A1606667

球状黒鉛鋳鉄溶湯の黒鉛球状化判定方法

著者 (3件)： 中山英明 (アイメタルテクノロジー) ,  趙柏榮 (アイメタルテクノロジー) ,  上野勝司 (アイメタルテクノロジー)
資料名： 鋳造ジャーナル
巻： 6  号： 11  ページ： 3596-3600  発行年： 2010年11月20日 
JST資料番号： L5501A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 球状黒鉛鋳鉄の黒鉛形状は機械的性質を左右し,品質保証の重要な管理項目である。現在,炉前の判定方法として破面分析が行われているが,本研究では,より簡単な黒鉛球状化判定方法を検討した。本稿では,破面の色調に及ぼす黒鉛形状,基地組織の影響を調べ,最適な破面判定用テストピースの鋳造方法を決定した。破面の見え方は黒鉛形状,基地組織ともに影響しており,黒鉛の露出面積と破壊形態による表面状態(凹凸)と関連していた。黒鉛球状化判定においては,解枠時間と冷却方法により基地組織を適性にコントロールすることが重要であった。テストピースの最適な鋳造条件を検討した結果,直径15mm,解枠時間5分,水冷が最適条件と決定した。

シソーラス用語： *鋳造 ,  *球状黒鉛鋳鉄 ,  *品質管理 ,  破面 ,  破面検査 ,  黒鉛球状化 ,  判定基準 ,  黒鉛組織 ,  表面性状 ,  表面粗さ ,  試料採取 ,  試験片 ,  鋳込条件 ,  直径 ,  型ばらし ,  水冷 ,  金属組織 ,  機械的性質 ,  冷却速度 ,  検査
準シソーラス用語： 黒鉛形状【金属組織】 ,  鋳造条件 ,  ミクロ組織【金属組織】 ,  迅速検査

分類 (2件)： 鋳造一般  (WC01010U) ,  品質管理  (WA01089K)

引用文献 (2件)：

• 日本鋳造工学会編: 鋳造工学便覧 (2002)
• 中江秀雄: 鋳鉄の破面と黒鉛組織, 鋳造工学第77巻,(2005)57

タイトルに関連する用語 (3件)： 球状黒鉛鋳鉄 ,  溶湯 ,  黒鉛球状化