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J-GLOBAL ID：201002267963158997   整理番号：10A1622862

GLUT4ノックアウトマウスに対するHIVプロテアーゼ阻害剤リトナビルの影響

Effects of the HIV Protease Inhibitor Ritonavir on GLUT4 Knock-out Mice

著者 (4件)： VYAS Arpita Kalla (Washington Univ. School of Medicine, Missouri) ,  KOSTER Joseph C. (Washington Univ. School of Medicine, Missouri) ,  TZEKOV Anatoly (Washington Univ. School of Medicine, Missouri) ,  HRUZ Paul W. (Washington Univ. School of Medicine, Missouri)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 47  ページ： 36395-36400  発行年： 2010年11月19日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グルコース抵抗性変化の主要機構としてのGLUT4阻害を,HIVプロテアーゼ阻害剤(PI)リトナビルを用い解析した。GLUT4ノックアウトマウスにおけるグルコース耐糖能をリトナビルのターゲットとし,急激にグルコース処理が障害することを示唆した。グルコース刺激インシュリン分泌は野生型およびノックアウトマウス共にリトナビルにより阻害され,β細胞はPI誘導インシュリン抵抗性時,血清インシュリンレベル増加に対して適当に応答しないことを示唆した。インシュリンはノックアウトマウスのグルコースレベルを減少せず,対照群マウスのグルコース耐糖能はβ細胞機能の障害およびインシュリン感受性の減少を反映した。リトナビル処理は野生型およびGLUT4ノックアウトマウス共にアジポネクチンレベルを有意に変化しなかった。

シソーラス用語： ノックアウトマウス ,  *GLUT4 ,  アスパラギン酸プロテイナーゼ ,  *プロテイナーゼ阻害剤 ,  *抗エイズ薬 ,  ぶどう糖負荷 ,  アディポネクチン ,  後天性免疫不全症候群 ,  ヒト ,  インスリン抵抗性 ,  酵素阻害剤
準シソーラス用語： インシュリン抵抗性 ,  *HIVプロテアーゼ阻害剤 ,  耐糖能

分類 (2件)： 酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  (GW21010W) ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  (GD04010C)

物質索引 (1件)： リトナビル

タイトルに関連する用語 (4件)： GLUT4 ,  ノックアウトマウス ,  HIVプロテアーゼ阻害剤 ,  リトナビル