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J-GLOBAL ID:201002267978821692   整理番号:10A0726974

固相せん断連続混練によるフェノール樹脂/有機化モンモリロナイトナノコンポジットの構造と物性

Structure and Properties of Phenolic Resin/Organo-montmorillonite Nanocomposite by Solid-phase Shear Continious Kneader
著者 (6件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 160-167  発行年: 2010年07月10日 
JST資料番号: Z0934A  ISSN: 1342-0577  CODEN: NPORF2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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摩砕剪断粉砕技術を応用した固相せん断連続混練押出機を用いて高分子量ノボラックと有機化モンモリロナイト(MMT)を混練し,この混練物を用いてフェノール樹脂/MMTナノコンポジットを作製した。最初に,MMTの層間に高分子量ノボラックを効果的に挿入させるための条件検討を行った。その結果,ノボラックの溶融粘度が105Pa・s以上になるように100°Cに設定した押出機内で2~3回繰り返し混練することにより,MMTの層間にノボラックが挿入して微分散した混練物が得られることが示唆された。次に,これらの混練物に硬化剤を加えて成形してコンポジットを作製し,その構造をXRD測定およびTEM観察により検討した。その結果,コンポジット中のMMTの平均層間距離はMMT単独の1.84nmから約4.3~4.4nmまで広がり,フェノール樹脂中にナノ分散したことが分かった。しかし,押出機内での混練を4回繰り返すことによりMMTの面方向の切断がおこり,MMTのアスペクト比が低下した。コンポジットの物性は,押出機内での繰り返し混練回数が2~3回のとき極大値を示し,フェノール樹脂単独の硬化物と比較して,耐熱性を維持しつつ引張強度が約35%向上した。(著者抄録)
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分類 (3件):
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フェノール系樹脂  ,  ゴム・プラスチック材料試験  ,  高分子固体の構造と形態学 

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